月刊農学部長 第72号
梅雨
6月、梅雨の季節です。
今年の九州北部?山口地方の梅雨入りは、6月17日頃、平年より13日遅れでした。
気象庁のHPによると、ここ50年で三番目に遅い梅雨入りのようです。
今年は、どこも平年より遅れていますが、沖縄では、もう梅雨明けですね。
なお、山口は、気象庁の地域分類では、九州北部に含まれます。
地方気象情報等で使用する細分地域名でも、「九州北部地方(山口県を含む)」となっており、この分類での中国地方は、山陰(鳥取、島根)と山陽(岡山、広島)に分かれます。
梅雨は、洗濯物も乾きませんし、蒸し暑くて不快に感じる季節ではありますが、
作物によっては、恵みの雨の季節です。
ご存じのように、植物の生育は気象の影響を非常に大きく受けます。
農学部では、農業分野での気象情報の活用をめざし、
農学部気象台と名付けた気象観測装置を設置しています。
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ここの観測データは、学内からのアクセス限定ですが、過去のものを含め公開しており、
実験や実習に活用しています。
梅雨の季節の癒しといえば、アジサイです。構内でもきれいに咲いています。
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そして、山口県でアジサイの寺として知られるのが、東大寺別院阿弥陀寺(防府市)です(HPによると4000株あるそうです)。共同研究を行っている山口県農林総合技術188博金宝,188博金宝网页の近くですので、測定の帰りに学生撮影隊に写真を撮ってきてもらいました。
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みなさんも、この季節ならではの景色を楽しんでください。