台湾の教育実習生によるワークショップ型授業を実施しました
教育方法学研究室では、地域と世界にひらかれた視野で教育をとらえられるように様々なゲストをお迎えし、ワークショップを開講しています。
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今回は、台湾から来日している教育実習生によるワークショップ型授業を開講しました。教育実習生は宇部工業高等専門学校(宇部高専)で中国語教育の実習を重ねています。今年度は、畑村学教授(宇部高専)との共同プロジェクト「日台交流を軸とした山口県における教師教育プログラムの充実化」(「山大教育発:次世代の山口県教育開発プロジェクト」)を進めています。8月には本学で開催した国際シンポジウム「成熟する台湾の教育」では、畑村教授に高専における教育実習生受入とキャンパス?グローバル化についてご報告いただきました。それを受けて、教育実習生に台湾の文化と言語のワークショップを開講していただきました。
まずは、中国語での自己紹介カードを作成しました。日本と台湾の文化の違いを学びました。そのなかでも、旧正月に着目し、旧正月の飾りを作成しました。
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ワークショップ型授業を通じて、台湾の文化や言語について理解を深めるとともに、「体験的な学び」を実際に経験する機会にもなりました。こうした経験は、教育学選修の学生にとっても実践的指導力の獲得につながります。また、「海外で教える」ことに挑もうとしている実習生の姿から、国際的なキャリア形成の重要性を感じる機会にもなりました。
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【付記】:本ワークショップは、「日台交流を軸とした山口県における教師教育プログラムの充実化」(2024年部局マネジメン ト改革推進経費「山大教育発:次世代の山口県教育開発プロジェクト」)の一環として開講しました。